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修学支援金給付型奨学金

給付型奨学金

ポイント <修学支援新制度=給付奨学金+学費減免>

教育費への予算は、欧米諸国に対し日本は少ないです。(※)
そして、この修学支援新制度で大学の無償化ができました。
大学に学費面で行けない家庭の人も進学が可能になりました。
修学支援新制度の対象となる学校で使えます。

公財政教育支出GDP(諸島・中等・高等教育段階)〔2017年〕

■修学支援新制度=給付型+学費減免で6532億円の予算がついています(2025年度予算)

給付型奨学金利用のポイント

  • 奨学金を受けられるかどうかは、年収が低い家庭ほど手厚く受けられます。
    →家計基準を見て、「進学資金シミュレーター」でcheckしてください。
  • 修学支援新制度の対象となる学校で
    修学支援新制度=給付型奨学金+授業料減免が受けられます。
■「大学・短大・専門学校」進学の場合

給付型奨学金

<大学・短大・専門学校>

応募資格(利用できる家庭) と もらえる奨学金の金額です

私立大学 自宅外 利用できる家庭 給付型奨学金
4人家族の場合 年収~まで 奨学金(月) 奨学金(年)
修学支援
給付型
大学無償化
第1区分 271万まで 7万5,800円 約 91万円
第2区分 303万まで 5万600円 約 60万円
第3区分 378万まで 2万5,300円 約 30万円
(2025年4月現在)

授業料減免

<大学・短大・専門学校>

授業料等の免除・減額の上限額(年額)

住民税非課税世帯(第1区分)の場合です

国公立 私立
入学金 授業料 入学金 授業料
大学 約28万円 約54万円 約26万円 約70万円
短大 約17万円 約39万円 約25万円 約62万円
専門学校 約 7万円 約17万円 約16万円 約59万円
(2025年4月現在)

修学支援新制度=給付型奨学金+授業料減免

<大学>

大学に学費面で行けない家庭の人も進学が可能になりました

私立大学 自宅外 利用できる家庭 給付型奨学金 授業料減免 初年度
4人家族の場合 年収~まで 奨学金(月) 奨学金 入学金 授業料
修学支援
給付型
大学無償化
第1区分 271万まで 7万5,800円 約 91万円 約26万円 約 70万円 約187万円 もらえる
第2区分 303万まで 5万600円 約 60万円 約17万円 約 47万円 約124万円 もらえる
第3区分 378万まで 2万5,300円 約 30万円 約8万円 約 23万円 約61万円 もらえる
(2025年4月現在)

修学支援新制度の対象の学校

<大学・短大・専門学校>

進学する学校が修学支援新制度の対象校でない場合、修学支援新制度 給付型奨学金も、授業料減免も受けられません

高等教育の修学支援新制度では、大学等における修学の支援に関する法律に基づき、一定の要件を満たすことの確認を受けた大学・短期大学、高等専門学校、専門学校(確認大学等)を対象機関とすることとしています。
文部科学省では、全ての機関要件確認者(文部科学省、厚生労働省、各地方公共団体)による公表情報(確認大学等の一覧)をとりまとめた「高等教育の修学支援新制度の対象機関リスト」を公表しています。
こちらをご参照ください。

子どもが3人以上いる家庭の場合年収に関係なく授業料等が無料に

2025年度から多子世帯(子ども3人以上の世帯)の支援が拡充されます。

所得制限はなくなり、子どもが3人以上いる全ての家庭を対象に、大学等の授業料や入学金を大幅に減らす仕組みです。国公立大学なら無料、私立大学で授業料等が減免されます。

条件は、同時に扶養する「子ども」が3人以上いることで、年齢は関係ありません。
例えば、30歳でも親の扶養に入っていれば「子ども」として数えられます。

ただし、子どもとしてカウントされている兄弟が就職して扶養から外れると、対象外になることがあります。

■どれだけ安くなるの?

①授業料等無償化:家庭の年収に関係なく授業料等が以下の金額分安くなります

②給付奨学金:家庭の年収によっては、さらに以下のお金がもらえます

■申し込み方法は?

予約採用:
「給付奨学金」は、高校などで申し込み
「授業料等無償化」は、進学した学校で別に申し込み
在学採用:
「給付奨学金」「授業料等無償化」とも、進学した学校で申し込み

※手続き内容やスケジュールは学校によって違います。進学する学校に必ず確認してください。

(例)私立大学進学の場合

(例)私立大学進学の場合

※気をつけること

  • ・入学手続きで必要な入学金や授業料は、先に支払う必要があります。あとで一部が返ってきます。入学手続きのときに必要なお金は、いったん用意しておきましょう。
  • ・いつ時点の子どもの数を数えるかは、日本学生支援機構のHPで詳細をご確認ください。
    (例えば2026年春に進学する場合、2024年末時点での子どもの数をかぞえます。)

私立の理工農系学生は、大学等の授業料等が安くなる

■どの人が対象?

家庭の年収が378万円~635万円程度の世帯の子どもで「私立理工農系」大学・短期大学・専門学校・高等専門学校(4、5年生)のどれかに通う人

※「多子世帯(子どもが3人以上の世帯)」と「私立理工農」の両方にあてはまる場合は、「多子世帯」の支援を受けることになります。

■どれだけ安くなるの?

授業料等が左の金額分安くなります(授業料等減免)。入学手続で必要な費用は先に払ったあと、一部返ってきます。
家庭の年収が約378万円以下の人は、さらにお金がもらえます(給付奨学金)。

※家庭の年収は4人家族の場合の目安です。家族構成により異なります。

■申し込み方法は?

予約採用:
「給付奨学金」は、高校などで申し込み
「授業料等減免」は、進学した学校で別に申し込み
※私立理工農系に進学するか決まっていなくても、「予約採用」は申し込めます。
在学採用:
「給付奨学金」「授業料等減免」とも、進学した学校で申し込み
■「留学」の場合  給付型

海外留学支援制度

<留学>

海外へ留学する日本人を対象にした給付型奨学金の制度です

期間 制度 年収~まで 奨学金 渡航
支援金
初年度計
月額 年間
短期留学 協定派遣(大学申請) 在籍校ごとに
異なる
~12万円 ~144万円 ~16万円 ~160万円 もらえる
長期留学 学部学位取得型 2000万円まで ~32.6万円 ~391.2万円 ~16万円 ~407.2万円 もらえる
大学院学位取得型 なし ~35.6万円 ~427.2万円 ~16万円 ~443.2万円 もらえる
※「大学申請」とは、大学が申請し、JASSOが決定。学生の審査は大学が行います          (2025年4月現在)

奨学金

<留学>

以下が支給される金額です。(月額)(2025年4月現在)
留学先の地域により、以下から自動的に決まります。
【協定派遣(大学申請)】
80,000円、90,000円、110,000円、120,000円
【学部学位取得型】
124,000 円〜326,000 円
【大学院学位取得型】
154,000 円〜356,000 円

渡航支援金

<留学>

1)協定派遣
 16万円(一定の家計基準を満たす者)
 1万円(一定の派遣期間を満たす者)
2)学部学位取得型
 新規採用者に対し、支援開始時に渡航支援金16万円が支給されます。
3)大学院学位取得型
 新規採用者に対し、支援開始時に渡航支援金16万円が支給されます。

日本学生支援機構 問い合わせ

電 話 | 0570-666-301
時 間 | 月曜~金曜:9時~20時

まずは文部科学省の特設サイト「高等教育
の修学支援新制度」をご覧ください。

高校生・大学生の皆さんへ<大学・短大・専門学校・留学・大学院>

中学生の皆さんへ

株式会社JSコーポレーション 代表取締役社長 米田英一