
善きことをした高校生達
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世のため、人のために立派な行いをしている高校生達を紹介します。
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10年超える支援活動 2畳敷の大凧掲げ、被災地復興願う
滋賀県 八日市南高校 地域支援活動部のみなさん
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滋賀県立八日市南高校の地域支援活動部は、発足後から地域での支援活動を中心とした様々なボランティア活動を進めてきた。2012年からは、夏休みに東日本大地震の被災地、東北でのボランティア活動を実践する中で、人と人、人と地域のつながりの大切さ、命の大切さなどを学んできた。現在では「地域の方々とのつながりを大切にする活動」「震災を風化させない活動」「防災の啓発活動」を中心に取り組んでいる。
被災地復興を願う募金活動、現地高校生との交流、地元保育園などに訪問し、園児に防災啓発の芝居を披露するなど、多彩な活動を展開している。
2014年から始まった伝統の「復興支援2畳凧」の飛揚もその一つ。これまで東日本大震災を風化させない取り組みとして継続してきた。
2024年、2025年は、地震と集中豪雨で多大な被害を受けた能登半島の復興を願って、大凧を掲げた。
2025年は、交流を続けている輪島高校の生徒との意見交換で、主題となる図柄を、1日も早い復興が叶うよう「翼」の文字を描くことにした。また、大きく羽ばたく孔雀の左の翼は、全国の人々が能登半島に支援の手を差し伸べる、人の腕と手のひらのように描かれている。また、凧の裏には同校をはじめ輪島高校、東北や近隣の高校の生徒が、復興を願う言葉を記した「願い札」が貼られている。
春から製作に取り掛かり完成した「復興支援2畳凧」。7月18日の終業式後、同校グラウンドで部員たちにひかれ、南風に乗って空高く飛翔した。
「楽しかった」という部員たち。大凧の鳥と翼の文字に込められた「復興への思い、能登半島に届いたと信じています」と力を込めた。
(2025年8月掲載)
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