薬学部
人と医療を支える薬学の未来を拓く
薬学部の特長
- 学部・学科・コースについて
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■薬学科【健康薬学コース】
『現代人の健康をサポートする高度な知識を持つ薬剤師を育成』
日本では少子高齢化が進み、2040年頃までには3人に1人が65歳以上という超高齢社会を迎えます。現代医療においては、がん、心疾患、脳血管疾患などの原因となる生活習慣病の減少が最重要課題です。
一方で、人々の病気予防への関心も高まり、健康食品と医薬品との適正使用に関する正しい情報提供も社会的なニーズとなっています。このような予防医療時代を見据え、健康薬学コースでは、医薬品による疾病の治療や予防、健康増進、生活習慣の改善まで視野に入れ、身近な生活から社会的な課題まで、幅広く取り組める薬剤師を育成します。
■薬学科【漢方薬学コース】
『東西医療を統合した「統合医療」のスペシャリストを育成』
漢方医学は、疾病の予防と治療、西洋薬の副作用防止、「未病」の診断と治療、ターミナルケアなど、疾病の全領域をカバーする幅の広い医学であり、21世紀の医療になくてはならないものとなっています。
漢方薬学コースでは、西洋医学と漢方医学の知識・手法を兼ね備え、両者を自由に使い分けることのできる「統合医療」のスペシャリストを育成します。東西医学の長所を取り入れた統合医療、テーラーメイド医療に代表される全人医療を実践できる薬剤師の育成を目指します。
■薬学科【医療薬学コース】
『最先端の知識と技術、モラルとコミュニケーション能力を備えた新時代の薬剤師を育成』
チーム医療における薬剤師の業務は、調剤のみならず、患者さんに対する服薬指導や情報収集、薬歴の管理、医師や看護師への情報提供など多岐にわたります。また、近年の医療の高度化・専門化に伴い、「がん専門薬剤師」や「感染制御専門薬剤師」など、特定分野に精通し、チーム医療の一員として積極的に治療に関わる「専門薬剤師」が活躍しています。臨床では、「専門薬剤師」が薬学的見地から医師と共に処方内容を検討します。
医療薬学コースでは、さまざまな「専門薬剤師」に必要な知識を備えた人材育成に力を注いでいます。医療現場で即戦力となれる実践的な薬剤師になるため、臨床に関する最先端の専門知識と医療人としての心を学びます。もっと見る
- 卒業後、就職について
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■薬学科【健康薬学コース】
『栄養学にも精通した薬剤師として』
卒業後の進路は、医薬品だけでなく、食品、飲料水、化粧品などの安全性の確保に携わる専門技術者、医療・防疫・鑑識・麻薬取締りや食品衛生、環境保全などの行政に携わる薬学系専門家、さらには在宅医療や福祉を支援できる薬剤師など、幅広い職域が考えられます。
■薬学科【漢方薬学コース】
『漢方のスペシャリストとして』
卒業後は、医療の最前線で東西医療に精通した漢方医薬学のスペシャリストとして重要な役割を果たすことになります。チーム医療や在宅医療などで、また、患者さんのセルフメディケーションを支援する専門家として活躍できます。
■薬学科【医療薬学コース】
『チーム医療を理解する薬剤師として』
介護や福祉、在宅医療といった患者さんの身近なパートナーとなる職域もあります。また、製薬会社などにおいて、医薬品の開発や創薬に携わる研究者や技術者、流通や情報提供に携わる薬学専門家になることも可能です。もっと見る
- 資格について
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■取得を目標とする資格
●薬学科【健康薬学コース、漢方薬学コース、医療薬学コース】
薬剤師国家資格
※薬学科では、3コースともに薬剤師国家資格試験合格を目標とします。基礎学力や専門科目と技術を身につけ、「薬学共用試験」さらには「薬剤師国家試験」の全員合格へと導くために、教育体制と設備を整え、万全のサポートをしています。もっと見る

薬学部の概要

- 学費230万円 [2025年初年度納入金参考(試験による減免あり)]
※2026年4月入学者対象のものです。
薬学部の学科・コース・専攻
- 薬学科
- 健康薬学コース
- 漢方薬学コース
- 医療薬学コース
学べる学問
- ・薬学
目指せる職業
- ・薬剤師