環境学部 2026年4月設置構想中(予定のため変更になる場合があります)
文理の知がつながる自由の学府で、未来を拓く環境リーダーへ
環境学部の特長
- 教育理念
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私たち、立教大学の環境学部*は、すべての人にとって公正な社会を目指す環境正義の理念にもとづき、環境問題の解決と持続可能な社会への変革に貢献できる「環境リーダー」を育てます。文理の枠を超える幅広い知識と、現実の課題と結びつけて活用できる専門性を身につけながら、その過程で多角的な視点と多様な視座を獲得できるカリキュラムを用意します。また、自らの強みを活かしながら、仲間の力を引き出す全員発揮の立教型リーダーシップを養いつつ、国内外のフィールドで対話と協働の経験を重ねることができる実践的なプログラムをデザインします。
■養成する人物像(環境学部*が育成するちから)
文理の枠を超える多角的な視座と持続可能な世界への変革を担う実践力を育成
1)環境に関する基礎知識を自然科学・社会科学・人文科学の観点から幅広く身につけ、現実の課題と結びつけながら理解できる。
2)自然環境を科学的にとらえ、社会経済システムに関わる技術と学識をそれぞれの立場で活用できる。
3)さまざまな関係者や異なる分野の専門家を対話を通じてつなぎ、協働の関係を構築しながら、地域社会および国際社会に貢献できる。
4)“Environmental Justice”(環境正義)の概念を理解し、環境問題の解決とサステナブル社会への変革のために行動できる。もっと見る
- カリキュラム
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文理の枠を超える多角的な視点と多様な視座、現実の課題と結びつけて活用できる専門性、さまざまな人とつながる対話と協働の実践力を身につけることのできるカリキュラムを設けます。
初年次科目で学ぶ環境学の全体像とリーダーシップ、基幹科目で学ぶ環境課題や各学問分野の基礎が、実践科目でのフィールドワークや、より専門的な発展科目での学びへとつながります。その集大成として、学術的な研究に取り組む「卒業論文」か、環境課題解決に取り組む「卒業プロジェクト」のいずれかを選ぶことができます。もっと見る
- 学べる内容
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1)文理を超えた多角的な専門性
多様な専門分野から環境問題と対策を横断的に見ることで、一つの立場、一つの考え方にとらわれない姿勢を身につけ、自分がどのような立場(視座)から、どこに注目(視点)し、何を見るか(視野)を考えます。高校での理系科目履修の差を埋める充実した基礎教育も用意し、全員が自然科学的な視点を養いつつ、人間や社会を理解するために不可欠となる人文・社会科学的な考え方も身につけながら、時間をかけてそれぞれの専門性を見出していきます。
【主な科目】
リベラルアーツとしての環境学原論1・2、環境科学入門1・2、環境コロキウムのほか、文理を横断する多様な科目群
2)対話と協働を導くリーダーシップ
立教独自のリーダーシップ教育を通して、自分の個性や強みを活かし、他者の強みを引き出しながら、GXやカーボンニュートラル、持続可能な地域づくりに向けて、「対話」と「協働」を導く次代の「環境リーダー」を育てます。企業や地域社会等と連携しプロジェクト型演習を行う「経験学習型」とリーダーシップに関する知識やスキルの修得を目指す「知識スキル型」の2つの学びを組み合わせて、誰もが発揮できるリーダーシップを獲得します。
【主な科目】
環境リーダーシッププログラムEL1~4
3)フィールドで身につける実践力
国内でのフィールドスタディを必修化するとともに、海外を含む多様な地域・企業・行政などと連携したさまざまな現場経験を通して、持続可能な社会の実現に向けて行動するための高度な実践力を養います。初めて目にする状況と出会い、現場で課題解決に当たっている人々の生の声を聞くーこのような経験を積み重ねることで、みなさんの思考や感性は外界に向けられ、柔軟に対応できるように磨かれていきます。
【主な科目】
環境フィールドスタディ1・2、長期(短期)フィールドワークA~E、プロジェクト実習A~Dなど
4)「環境正義」にもとづく社会変革
人と人、人と自然の公正な関係性にもとづく持続可能な社会を実現するために、“環境正義(Environmental Justice)”の理念に沿って社会を変革する意志を共有していきます。いま私たちは、気候変動、生物多様性の損失、海洋汚染などのグローバル課題が深刻化する「環境危機」の時代を脱するために、目の前の課題を解決するだけでなく、社会経済システムそのものを変革していくことが求められています。そのような変革を進めていくなかでは、あらゆる人々の間、さらに現代世代と将来世代の間に横たわる「不公平」に向き合い、より公平な社会を目指す“環境正義”の考え方を共有せねばなりません。立教の環境学部*には、文理を超えた多様な立場から、公正で持続可能な社会づくりに取り組む人々のつながりを創造していきます。
*2026年4月設置構想中(予定のため変更になる場合があります)もっと見る
- 卒業後の進路
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■想定される進路
●環境省をはじめとする官公庁、地方自治体
●国内外の環境・サステナビリティに関わるNPO、NGO
●環境問題・SDGsに積極的に取り組んでいる企業
●ネットワーク構築力やリーダーシップ力を重視する企業
●国内外の大学院進学
●(大学院修了後)国際機関 などもっと見る

環境学部の概要

- 定員204名
- 募集共学
※2026年4月入学者対象のものです。
学べる学問
- ・環境学
目指せる職業
- ・国家公務員
- ・地方公務員
- ・環境コンサルタント